“相(サウ)” の例文
なるほど、憤怒(フンヌ)の相(サウ)もすさまじいにはすさまじいが、あれがどうも、當今大倭一だと言はれる男たちの顏、そのまゝだと言ふのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
夫(ソレ)人間(ニンゲン)ノ浮生(フジヤウ)ナル相(サウ)ヲツラツラ觀(クワン)ズルニ、オホヨソハカナキモノハ、コノ世(ヨ)ノ始(シ)中(チユウ)終(ジユウ)マボロシノゴトクナル一期(イチゴ)ナリ、——てれくさくて讀まれるものか。べつなのを讀みませう。
陰火 (旧字旧仮名) / 太宰治(著)
なるほど、憤怒(フンヌ)の相(サウ)もすさまじいにはすさまじいが、あれがどうも、當今大倭一だと言はれる男たちの顏、そのまゝだと言ふのである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
なるほど、憤怒(フンヌ)の相(サウ)もすさまじいにはすさまじいが、あれがどうも、当今大倭(ヤマト)一だと言はれる男たちの顔、そのまゝだと言ふのである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
おひ/\境内になる土地の地形(ヂギヤウ)の進んでゐる最中、その若い貴人が、急に亡くなられた。さうなる筈の、風水(フウスヰ)の相(サウ)が、「まろこ」の身を招き寄せたのだらう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
おひ/\境内になる土地の地形(ヂギヤウ)の進んでゐる最中、その若い貴人が、急に亡くなられた。さうなる筈の、風水(フウスヰ)の相(サウ)が、「まろこ」の身を招き寄せたのだらう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
踏み越えても這入れ相(サウ)に見える石垣だが、大昔交(カハ)された誓ひで、目に見えぬ鬼神(モノ)から、人間に到るまで、あれが形だけでもある限り、入りこまぬ事になつてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫、釈迢空(著)
踏み越えても這入れ相(サウ)に見える石垣だが、大昔交(カハ)された誓ひで、目に見えぬ鬼神(モノ)から、人間に到るまで、あれが形だけでもある限り、入りこまぬ事になつてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
踏み越えても這入(ハヒ)れ相(サウ)に見える石垣だが、大昔交(カハ)された誓ひで、目に見えぬ鬼神(モノ)から、人間に到るまで、あれが形だけでもある限り、入りこまぬ事になつてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)