“足元”の読み方と例文
読み方割合
あしもと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくて我見しに焔の中をゆく多くの靈ありければ、我は彼等を見またわが足元あしもとをみてたえずわが視力をわかてり 一二四—一二六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
『あなたは、こんな神聖しんせい境地ところ立派りっぱ御修行ごしゅぎょうわたくしなどはとても段違だんちがいで、あなたの足元あしもとにもりつけはしませぬ……。』
どやしつけられた、背中せなかいたさもけろりとわすれて、伝吉でんきちは、元結もとゆいからけて足元あしもとらばったのさえ気付きづかずに夢中むちゅう長兵衛ちょうべえほうひざをすりせた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)