トップ
>
かすか
ふりがな文庫
“かすか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
幽
54.0%
微
43.6%
幺微
0.3%
幽微
0.3%
幽迷
0.3%
幽遠
0.3%
微茫
0.3%
細微
0.3%
隠微
0.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幽
(逆引き)
詩歌の本流というものもちょうどこうした
深処
(
しんしょ
)
にあって
幽
(
かすか
)
に、力強く流るるものだ。この本流のまことの生命力を思わねばならない。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
かすか(幽)の例文をもっと
(50作品+)
見る
微
(逆引き)
一斉に絶えず
微
(
かすか
)
に
揺
(
ゆら
)
いで、国が洪水に滅ぶる時、
呼吸
(
いき
)
のあるは
悉
(
ことごと
)
く死して、かかる者のみ
漾
(
ただよ
)
う風情、ただソヨとの風もないのである。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かすか(微)の例文をもっと
(50作品+)
見る
幺微
(逆引き)
夜の静なるを動かして、かの
男女
(
なんによ
)
の
細語
(
ひそめき
)
は
洩
(
も
)
れ
来
(
き
)
ぬ。
甚
(
はなは
)
だ
幺微
(
かすか
)
なれば聞知るべくもあらねど、
娓々
(
びび
)
として絶えず枕に打響きては、なかなか大いなる声にも増して
耳煩
(
みみわづら
)
はしかり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼方
(
あなた
)
もその
幺微
(
かすか
)
なる声に語り語りて
休
(
や
)
まざるは、思の
丈
(
たけ
)
の
短夜
(
たんや
)
に余らんとするなるか。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
かすか(幺微)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
幽微
(逆引き)
無い縁は是非が無いで今に至ったが、天の
意
(
こころ
)
というものはさて測られないものではあると、なんとなく神さまにでも
頼
(
たよ
)
りたいような
幽微
(
かすか
)
な感じを起したりするばかりだった。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かすか(幽微)の例文をもっと
(1作品)
見る
幽迷
(逆引き)
おとせあれ見よ、草葉の露に、青い
幽迷
(
かすか
)
な蛍火一つ……
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かすか(幽迷)の例文をもっと
(1作品)
見る
幽遠
(逆引き)
あゝ
幽遠
(
かすか
)
なる
気息
(
ためいき
)
に
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
かすか(幽遠)の例文をもっと
(1作品)
見る
微茫
(逆引き)
反
(
そり
)
を打った中折れの茶の
廂
(
ひさし
)
の下から、深き
眉
(
まゆ
)
を動かしながら、見上げる頭の上には、
微茫
(
かすか
)
なる春の空の、底までも
藍
(
あい
)
を漂わして、吹けば
揺
(
うご
)
くかと怪しまるるほど柔らかき中に
屹然
(
きつぜん
)
として
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かすか(微茫)の例文をもっと
(1作品)
見る
細微
(逆引き)
細微
(
かすか
)
な鼓動が続いていたに相違ないのだから
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
かすか(細微)の例文をもっと
(1作品)
見る
隠微
(逆引き)
坊さんは嬰児のような生真面目な眼付をして公爵の顔に見入っていたが、何といって捕捉する事の出来ない
隠微
(
かすか
)
な幻のようなものがちょいちょい頭の中で動めいた。
サレーダイン公爵の罪業
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
かすか(隠微)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
かす
かそ
ひそ
ほの
いさゝか
えうび
いう
かく
かすみ
くら