幽微かすか)” の例文
無い縁は是非が無いで今に至ったが、天のこころというものはさて測られないものではあると、なんとなく神さまにでもたよりたいような幽微かすかな感じを起したりするばかりだった。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)