“えうび”の漢字の書き方と例文
語句割合
幺微100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして人間が幺微えうびなものであるといふ事は、何人と雖も少しく思索に耽つたことの有るものの心づくところであるが
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
人既に空間及び時間中に包有せらるゝ一幺微えうびの物たる以上は、我を包有するところの空間、及び時間の、大なる威力、及び勢力の爲に支配さるゝを免るゝことは出來ないので
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
人は空間と時間との中の一の幺微えうびなるものに過ぎぬのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)