“かそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カソ
語句割合
60.0%
家祖13.3%
家鼠6.7%
6.7%
6.7%
果蔬6.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かそかでそして和らぎを覚える「趣き」は、彼にも完成せられず、壬生忠岑になつて
雨のふり觀のかそけくて眞深まぶかなりからかさもみのしだり緒の笠
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
大岡家の紋は、稲穂いなほの輪だった。家祖かそが、稲荷の信仰者で、それにちなんだものという。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
家祖かそ家時からの鑁阿寺ばんなじ置文おきぶみだった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
世の中に鼠ほどうるさい物はないが、何事にも倹約しまつ蘇格蘭スコツトランド人のハトンといふ男は、近頃普通の家鼠かそを馴らして、糸紡ぎをさせる事を思ひ付いた。
駕をになう小者の足幅はゆるやかになり、そして、家人らの声はかそけく、そこここにす灯影はやわらかい。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここを以ちて軍士いくさびとの中に力士ちからびと輕捷はやきを選りつどへて、宣りたまはくは、「その御子を取らむ時に、その母王ははみこをもかそひ取れ。御髮にもあれ、御手にもあれ、取り獲むまにまに、つかみてき出でよ」とのりたまひき。
『独異志』に劉牧南山野中に果蔬かそを植えると人多く樹をそのむ、にわかに二虎来り近づき居り牧を見て尾をゆるがす