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置文
ふりがな文庫
“置文”の読み方と例文
読み方
割合
おきぶみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おきぶみ
(逆引き)
以てあたる所存ではおりまする。がただ一つ、兄上の胸底には、いまなお、
鑁阿寺
(
ばんなじ
)
の
置文
(
おきぶみ
)
が、お忘れなくあるのかないのか、それだけが
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
兄者
(
あにじゃ
)
。……思い出してください。直義は
鑁阿寺
(
ばんなじ
)
の
置文
(
おきぶみ
)
を今とて夢にも忘れてはおりません。兄者には、いつかあれを、お忘れではないのですか」
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「わが家には、家祖家時公の“
置文
(
おきぶみ
)
”というものがあった。これは
少弐
(
しょうに
)
の家の置文といってよかろう。
護符
(
ごふ
)
として、大事に肌に持っているがよい」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
置文(おきぶみ)の例文をもっと
(7作品)
見る
“置文”の解説
置文(おきぶみ)とは、一族や子孫に対して、現在および将来にわたって遵守すべきことを書き記した中世日本の文書。近世以後の遺言の原型とされる。
(出典:Wikipedia)
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
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置
置炬燵
置去
置土産
置床
置物
置屋
置処
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