“詞少”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ことばすく50.0%
ことばすくな50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日の暮れに浜から帰ると、これまでは弟の山から帰るのを待ち受けて、長い話をしたのに、今はこんなときにも詞少ことばすくなにしている。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
が、出仕している間は、いままでよりも一層、他の女房たちのうちに詞少ことばすくなになって、一人でぼんやりと物など眺めているような事が多かった。
姨捨 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)