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ことばすくな
ふりがな文庫
“ことばすくな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寡言
33.3%
言寡
16.7%
言葉寡
16.7%
詞少
16.7%
辞寡
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寡言
(逆引き)
萬一其麽事があつては誠に心外の至りであると智惠子は思つた。それで成るべく
寡言
(
ことばすくな
)
に、隙のない樣に
待遇
(
あしら
)
つてゐるが、腑に落ちぬ事があり乍らも信吾の話が珍しい。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ことばすくな(寡言)の例文をもっと
(2作品)
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言寡
(逆引き)
僅
(
わづか
)
にかく言ひ放ちて貫一は
厳
(
おごそ
)
かに沈黙しつ。満枝もさすがに
酔
(
ゑひ
)
を
冷
(
さま
)
して、彼の
気色
(
けしき
)
を
候
(
うかが
)
ひたりしに、例の
言寡
(
ことばすくな
)
なる男の次いでは言はざれば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ことばすくな(言寡)の例文をもっと
(1作品)
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言葉寡
(逆引き)
この
内儀
(
おかみ
)
さんと一緒に歸つたら
可
(
よ
)
からうと言ふ奧樣の話で、お定は唯顏を赤くして堅くなつて聞いてゐたが、軈てお吉に促されて、
言葉寡
(
ことばすくな
)
に禮を述べて其家を出た。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ことばすくな(言葉寡)の例文をもっと
(1作品)
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詞少
(逆引き)
が、出仕している間は、いままでよりも一層、他の女房たちのうちに
詞少
(
ことばすくな
)
になって、一人でぼんやりと物など眺めているような事が多かった。
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
ことばすくな(詞少)の例文をもっと
(1作品)
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辞寡
(逆引き)
「どうも思わしくなくって困ります」とお光は
辞寡
(
ことばすくな
)
に答えて
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
ことばすくな(辞寡)の例文をもっと
(1作品)
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