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寡言
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ことばすくな
ふりがな文庫
“
寡言
(
ことばすくな
)” の例文
寡言
(
ことばすくな
)
にして何事も内気なる浪子を、意地わるき
拗
(
す
)
ね者とのみ思い誤りし夫人は、姉に比してやや
侠
(
きゃん
)
なる
妹
(
いもと
)
のおのが気質に似たるを喜び、一は姉へのあてつけに
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
萬一其麽事があつては誠に心外の至りであると智惠子は思つた。それで成るべく
寡言
(
ことばすくな
)
に、隙のない樣に
待遇
(
あしら
)
つてゐるが、腑に落ちぬ事があり乍らも信吾の話が珍しい。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“寡言”で始まる語句
寡言家
寡言多聞
寡言沈厚
寡言温容