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夫故
ふりがな文庫
“夫故”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
それゆゑ
55.6%
それゆえ
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それゆゑ
(逆引き)
營
(
いとな
)
み候へ
共
(
ども
)
彼地は至て
邊鄙
(
へんぴ
)
なれば家業も
隙
(
ひま
)
なり
夫故
(
それゆゑ
)
此度同所を
引拂
(
ひきはら
)
ひ少々御
内談
(
ないだん
)
も致度事これありて
伯父上
(
をぢうへ
)
の
御許
(
おんもと
)
へ
態々
(
わざ/\
)
遠路
(
ゑんろ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なぞと誠におとなしい
夫故
(
それゆゑ
)
押
(
お
)
される
憂
(
うれ
)
ひはございません、けれども
軒
(
のき
)
の
下
(
した
)
にはギツシリ
爪
(
つめ
)
も立たんほど立つて
居
(
を
)
ります。
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夫故(それゆゑ)の例文をもっと
(5作品)
見る
それゆえ
(逆引き)
夫故
(
それゆえ
)
江戸には門戸を維持するあたはず始終田舎へ
而已
(
のみ
)
飄泊
(
ひょうはく
)
致し候次第なり。『安政絶句』に相洩し候は
敢
(
あえ
)
て意あるに
非
(
あ
)
らず。唯游歴而已致し候故
止
(
や
)
むことを得ず相洩し候儀に御座候。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
惣吉成人の
後
(
のち
)
関取を頼んで旦那と私の敵を討たして下さい、証拠は富五郎の白状に依って手引をした者は富五郎、斬った者は一角と定まりました、
夫故
(
それゆえ
)
に今晩交遊庵に忍び入ります
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夫故(それゆえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
“夫”で始まる語句
夫
夫婦
夫人
夫々
夫子
夫程
夫等
夫迄
夫鳥
夫君
“夫故”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
三遊亭円朝
作者不詳
樋口一葉
森鴎外
永井荷風