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それゆゑ
ふりがな文庫
“それゆゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
夫故
55.6%
其故
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫故
(逆引き)
散々
(
さん/″\
)
のお
民
(
たみ
)
が
異見
(
いけん
)
に
少
(
すこ
)
し
我
(
わ
)
が
非
(
ひ
)
を
知
(
し
)
り
初
(
そめ
)
し
揚句
(
あげく
)
、その
人
(
ひと
)
は
俄
(
にわ
)
かに
別
(
わか
)
れといふ、
幼
(
おさ
)
なき
心
(
こヽろ
)
には
我
(
わ
)
が
失禮
(
ひつれい
)
の
我
(
わが
)
まヽを
憎
(
に
)
くみて
夫故
(
それゆゑ
)
に
遠國
(
ゑんごく
)
へでも
行
(
ゆ
)
かれるやうに
悲
(
かな
)
しく
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夫故
(
それゆゑ
)
に教科書などでは矢張假名遣の正則として之を用ゐられたいと云ふ、此點は陸軍省も一般に其の意見であります。第二は假名遣は發音的に改めると云ふことを爲し得るものである。
仮名遣意見
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
それゆゑ(夫故)の例文をもっと
(5作品)
見る
其故
(逆引き)
私
(
わたくし
)
の
考
(
かんがへ
)
では
是
(
これ
)
が
抑
(
そも/\
)
生活
(
せいくわつ
)
と
名
(
な
)
づくべきものだらうと。
又
(
また
)
有機體
(
いうきたい
)
が
下等
(
かとう
)
に
成
(
な
)
れば
成
(
な
)
る
丈
(
だ
)
け、より
少
(
すくな
)
く
物
(
もの
)
を
感
(
かん
)
ずるので
有
(
あ
)
らうと、
其故
(
それゆゑ
)
により
弱
(
よわ
)
く
刺戟
(
しげき
)
に
答
(
こた
)
へるのである。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
其故
(
それゆゑ
)
に、
單
(
たん
)
に
統計
(
とうけい
)
の
上
(
うへ
)
から
考
(
かんが
)
へても、
餘震
(
よしん
)
は
恐
(
おそ
)
れる
程
(
ほど
)
のものでないことが
了解
(
りようかい
)
せられるであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
それゆゑ(其故)の例文をもっと
(4作品)
見る
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