“そのせゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
其故100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時として顔の色沢いろつやなぞを好く見せるのはの病気の習ひ、あるひは其故そのせゐかとも思はれるが、まあ想像したと見たとは大違ひで、血を吐く程の苦痛くるしみをする重い病人のやうには受取れなかつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)