“若(ワカ)” の例文
さし立てゝ、夕日から朝日の照るまで、天つのりとの太のりと詞(ゴト)を申して居れ。さすれば、験(マチ)としては若(ワカ)ひるに五百篁(ユツタカムラ)が現れよう。其下を
ヨキ文章(ブンショウ)ユエ、若(ワカ)キ真実(シンジツ)ノ読者(ドクシャ)、スナワチ立(タ)チテ、君(キミ)ガタメ、マコト乾杯(カンパイ)、痛(イタ)イッ! ト飛(ト)ビアガルホドノアツキ握手(アクシュ)。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
北の方は玉の様な愛護(アイゴ)ノ若(ワカ)を生む。誓約の三年は過ぎて、若十三歳になる。約束の期は夙に過ぎた。命を召されぬ事を思ふと、神仏にも偽りがある。
愛護若 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
木津では若(ワカ)い衆(シユ)の団体たる若中(ワカナカ)の上に、兄若(アニワカ)い衆(シユ)と云ふ者があつた。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)