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若
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わこ
ふりがな文庫
“
若
(
わこ
)” の例文
その
頃
(
ころ
)
良人
(
おっと
)
はまだ
若
(
わこ
)
うございました。たしか二十五
歳
(
さい
)
、
横縦
(
よこたて
)
揃
(
そろ
)
った、
筋骨
(
きんこつ
)
の
逞
(
たくま
)
ましい
大柄
(
おおがら
)
の
男子
(
おとこ
)
で、
色
(
いろ
)
は
余
(
あま
)
り
白
(
しろ
)
い
方
(
ほう
)
ではありません。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
若
(
わこ
)
う
人
(
ど
)
達のセレナーデが、夜っぴて米沢町の路地で競演する風景は、まことに哀れ深いものがあったでしょう。
銭形平次捕物控:242 腰抜け彌八
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
富「へえお
若
(
わこ
)
うげすね、御気力がお
慥
(
たし
)
かだからお若く見える、
頭髪
(
おぐし
)
の
光沢
(
つや
)
も
好
(
よ
)
し、立派な惜しい先生だ、
此方
(
こちら
)
に置くのは惜しい、江戸へ入らっしゃれば諸侯方が抱えます立派なお身の上」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「極暑の頃からこの極寒にいたるまで、
因幡
(
いなば
)
、
伯耆
(
ほうき
)
の
僻地
(
へきち
)
において長々の苦労。病みもしつらん、老いもしつらん、などと案じていたが、思いのほか、却って、若やぎて見ゆる。筑前、ひと頃よりは
若
(
わこ
)
うなったのう」
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“若”の意味
《名詞》
(わか)若君の略。代名詞的にも用いられる。
(出典:Wiktionary)
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
“若”を含む語句
若衆
若干
傍若無人
若人
若者
若僧
若子
自若
杜若
若年
若木
若武士
天若日子
蘭若
老若
老若男女
若輩
若々
幸若
若侍
...