“いけがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生垣80.6%
生籬14.3%
生墻2.9%
生牆1.1%
生樹垣0.6%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしの光は、古いプラタナスの葉が、ちょうどカメののようにりあがって、っている生垣の中に、さしこもうとしていました。
あの大雷雨の爲めにそこいらのはいゝ工合に落着き、兩側の低い生籬や大きな立木などは、雨に元氣を囘復して、緑色に輝いてゐた。
生墻から叔父さんに切つて貰つた大事なステツキは、三番目の足といふ風に役に立つてゐました。
流れの向う岸は一帯に篠笹に横竹をあしらって生牆にしてあります。そのまん中へ向けて架け渡した流れの上の板橋は先生の家の出入口専用の橋らしくあります。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
この横須賀村に古い代々の土着農で、二棟の大きな母屋や、茅葺門や、生樹垣の防風林や、すべて彼の幼少の頃から少しも変っていない。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに、クリヴォフ様が吊された武具室の窓だっても、ちょうどあの辺だけが、美男桂のに遮られているのです。ですから、ああいう動物曲芸のあった事さえ、私はてんで知らなかったのです
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)