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生牆
ふりがな文庫
“生牆”の読み方と例文
読み方
割合
いけがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いけがき
(逆引き)
萩ドウダンの
生牆
(
いけがき
)
をめぐらし、外から手をさし入れて明けられる
様
(
よう
)
な形ばかりのものだが、
大小
(
だいしょう
)
六つの門や枝折戸が出入口を
固
(
かた
)
めて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
流れの向う岸は一帯に
篠笹
(
しのざさ
)
に横竹をあしらって
生牆
(
いけがき
)
にしてあります。そのまん中へ向けて架け渡した流れの上の板橋は先生の家の出入口専用の橋らしくあります。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
然し整理熱は田舎に及び、彼の村人も墓地を拡張整頓するそうで、此程
周囲
(
まわり
)
の雑木を切り倒し、共有の小杉林を
拓
(
ひら
)
いてしもうた。いまに
楆
(
かなめ
)
の
生牆
(
いけがき
)
を
遶
(
めぐ
)
らし、桜でも植えて奇麗にすると云うて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
生牆(いけがき)の例文をもっと
(2作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
牆
漢検1級
部首:⽙
17画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
“生牆”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
岡本かの子