“やはらぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤハラギ
語句割合
平和60.0%
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
心よわくも平和やはらぎ
『二十五絃』を読む (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
神この穴に平和やはらぎを。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
一にいはく、やはらぎを以て貴しとし、さかふこと無きをむねと為せ。人皆たむら有り、またさとれる者少し。これを以て、或は君父きみかぞしたがはずして隣里さととなりたがふ。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
けれども女房の顔にはそんなやはらぎが少しも上らなかつた。髪はぐるぐる巻にして油つ気もないので後れ毛は容赦なく、骨ばつた頬のまはりに乱れて居た。
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)