“ひらかず”の漢字の書き方と例文
語句割合
平和100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
タバコ売場の方では、息子の平和ひらかずが坐って、勉強していました。時々耳が動くところを見ると、こちらの話が聞えているのに違いありません。
凡人凡語 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
あれが森平和ひらかずの声です。この間たまたまそれを知ったのです。夕方ぼくがビールを飲みながら、ぼんやり庭を眺めていると、その声が聞える。
凡人凡語 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
校庭の柵を乗り越えて、のそのそとボールを拾いに来たのが平和ひらかずなのです。彼はこの中学の生徒でしょう。
凡人凡語 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)