“外光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐわいくわう62.5%
がいこう25.0%
ひかり12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると其時そのとき夕刊ゆふかん紙面しめんちてゐた外光ぐわいくわうが、突然とつぜん電燈でんとうひかりかはつて、すりわる何欄なにらんかの活字くわつじ意外いぐわいくらゐあざやかわたくしまへうかんでた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
幾丈とも知れない地下で、地上からの穴は急勾配きゅうこうばいなのだから、闇のなかに、どこやらかすかに外光がいこうがただよっているにすぎない。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
しかし明るい戸口の外光ひかり背負しょって立っている男が、染八でもなく喜代三でもなく、武士だったので、乾児たちは一度に口をつぐんでしまった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)