“紙面”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しめん80.0%
おもて20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると其時そのとき夕刊ゆふかん紙面しめんちてゐた外光ぐわいくわうが、突然とつぜん電燈でんとうひかりかはつて、すりわる何欄なにらんかの活字くわつじ意外いぐわいくらゐあざやかわたくしまへうかんでた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
これらの博物館はくぶつかんについて一々いち/\くはしくおはなしをすることは、このほん紙面しめんゆるさないばかりでなく、科學博物館かがくはくぶつかんや、美術びじゆつ歴史れきし博物館はくぶつかんかんしては
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
帳内なかで灯っている燈の光で、橙黄色だいだいいろに見える紙帳が、武士の姿を朦朧もうろうと、その紙面おもてへ映し、暗い部屋の中に懸かっている。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)