“澁紙面”の読み方と例文
新字:渋紙面
読み方割合
しぶかみづら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
島田にも結ひはしない。だが、死ぬまでも女は女である。燻製になつて、自ら鏡にむかふのも氣持の惡いやうな澁紙面しぶかみづらをつくるにも及ばない。若いひとだとて、やがては通り越してくる道である。
夏の女 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)