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紙面
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しめん
ふりがな文庫
“
紙面
(
しめん
)” の例文
すると
其時
(
そのとき
)
夕刊
(
ゆふかん
)
の
紙面
(
しめん
)
に
落
(
お
)
ちてゐた
外光
(
ぐわいくわう
)
が、
突然
(
とつぜん
)
電燈
(
でんとう
)
の
光
(
ひかり
)
に
變
(
かは
)
つて、
刷
(
すり
)
の
惡
(
わる
)
い
何欄
(
なにらん
)
かの
活字
(
くわつじ
)
が
意外
(
いぐわい
)
な
位
(
くらゐ
)
鮮
(
あざやか
)
に
私
(
わたくし
)
の
眼
(
め
)
の
前
(
まへ
)
へ
浮
(
うか
)
んで
來
(
き
)
た。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
これらの
博物館
(
はくぶつかん
)
について
一々
(
いち/\
)
詳
(
くは
)
しくお
話
(
はな
)
しをすることは、この
本
(
ほん
)
の
紙面
(
しめん
)
が
許
(
ゆる
)
さないばかりでなく、
科學博物館
(
かがくはくぶつかん
)
や、
美術
(
びじゆつ
)
、
歴史
(
れきし
)
の
博物館
(
はくぶつかん
)
に
關
(
かん
)
しては
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
ここに繰返してまた単に
一幅
(
いっぷく
)
わが県全市の図は、七色を以てなどりて彩られ候やうなるおもひの、筆
執
(
と
)
ればこの
紙面
(
しめん
)
にも浮びてありありと見え候。いかに貴下、さやうに候はずや。
凱旋祭
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
この
命題
(
めいだい
)
の
下
(
もと
)
に見るにまかせ聞くにまかせ、
且
(
かつ
)
は思ふにまかせて
過現来
(
くわげんらい
)
を問はず、われぞ
数
(
かず
)
かくの歌の
如
(
ごと
)
く
其時々
(
そのとき/″\
)
の
筆次第
(
ふでしだい
)
に
郵便
(
いうびん
)
はがきを
以
(
もつ
)
て
申上候間
(
まうしあげさふらふあひだ
)
願
(
ねが
)
はくは
其儘
(
そのまゝ
)
を
紙面
(
しめん
)
の一
隅
(
ぐう
)
に
御列
(
おんなら
)
べ
置
(
おき
)
被下度候
(
くだされたくさふらふ
)
もゝはがき
(新字旧仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
しかしその
電燈
(
でんとう
)
の
光
(
ひかり
)
に
照
(
て
)
らされた
夕刊
(
ゆふかん
)
の
紙面
(
しめん
)
を
見渡
(
みわた
)
しても、やはり
私
(
わたくし
)
の
憂鬱
(
いううつ
)
を
慰
(
なぐさ
)
むべく
世間
(
せけん
)
は
餘
(
あま
)
りに
平凡
(
へいぼん
)
な
出來事
(
できごと
)
ばかりで
持
(
も
)
ち
切
(
き
)
つてゐた。
蜜柑
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“紙面”の意味
《名詞》
紙 面(しめん)
紙の表面。
新聞や雑誌の記事を載せる面。
(古風)手紙などの文書。書面。
(出典:Wiktionary)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
紙袋
紙捻