“命題”の読み方と例文
読み方割合
めいだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんな論理学の命題めいだい見た様なものはわからないな。もう少し実際的の人間に通じる様な言葉で云つてくれ」
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
この命題めいだいもとに見るにまかせ聞くにまかせ、かつは思ふにまかせて過現来くわげんらいを問はず、われぞかずかくの歌のごと其時々そのとき/″\筆次第ふでしだい郵便いうびんはがきをもつ申上候間まうしあげさふらふあひだねがはくは其儘そのまゝ紙面しめんの一ぐう御列おんならおき被下度候くだされたくさふらふ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
且、此事実と衝突する論理は、自己に無関係な命題めいだいつなはして出来あがつた、自己の本体を蔑視する、形式に過ぎないと思つた。さう思つて又椅子へこしを卸した。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)