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瞹眛
ふりがな文庫
“瞹眛”の読み方と例文
読み方
割合
あいまい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいまい
(逆引き)
自分は
瞹眛
(
あいまい
)
な返事をして、早く立ちたいような気のする尻を元の席に
据
(
す
)
えていた。そうして
本棚
(
ほんだな
)
の上に載せてある女の首をちょいちょい眺めた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
で、その
言
(
い
)
う
所
(
ところ
)
は
終
(
つい
)
に一つことに
帰
(
き
)
してしまう。
町
(
まち
)
で
生活
(
せいかつ
)
するのは
好
(
この
)
ましく
無
(
な
)
い。
社会
(
しゃかい
)
には
高尚
(
こうしょう
)
なる
興味
(
インテレース
)
が
無
(
な
)
い。
社会
(
しゃかい
)
は
瞹眛
(
あいまい
)
な、
無意味
(
むいみ
)
な
生活
(
せいかつ
)
を
為
(
な
)
している。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
絶えてこれを知る者あらず。
凡
(
およ
)
そ人生
箇々
(
ここ
)
の裏面には必ず
如此
(
かくのごと
)
き内情
若
(
もし
)
くは秘密とも謂ふべき者ありながら、
幸
(
さいはひ
)
に他の
穿鑿
(
せんさく
)
を免れて、
瞹眛
(
あいまい
)
の
裏
(
うち
)
に葬られ
畢
(
をは
)
んぬる
例
(
ためし
)
尠
(
すくな
)
からず。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
瞹眛(あいまい)の例文をもっと
(4作品)
見る
瞹
部首:⽬
18画
眛
漢検1級
部首:⽬
10画
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