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累進
ふりがな文庫
“累進”の読み方と例文
読み方
割合
るいしん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るいしん
(逆引き)
殊に、お縫とのあいだにも、子が生れ、彼自身も
大人
(
おとな
)
の域へ近づいていった。宝永元年、
徒士頭
(
かちがしら
)
にすすみ、同五年、目付役に
累進
(
るいしん
)
した。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それが
弾
(
はず
)
みとなって思索から思索へと
累進
(
るいしん
)
するときに、層々の闇の中にときどき神秘なうす明りが待受けていて何か異香らしいものさえ鼻に
薫
(
くん
)
じた。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
その
栄達
(
えいたつ
)
にあきたらず、
寵
(
ちょう
)
をたのんで、諸兄を退け、皇太子の廃立を行い、陰謀によって敵を平げ、その兄すらも退けた。あとを襲って右大臣となり、二年の後に、太政大臣に
累進
(
るいしん
)
した。
道鏡
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
累進(るいしん)の例文をもっと
(8作品)
見る
“累進”の意味
《名詞》
次々に上位へ昇進すること。
数量や数値が増加するにつれ、それに対する比率が増加すること。
(出典:Wiktionary)
累
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
“累”で始まる語句
累
累々
累代
累卵
累世
累積
累年
累身
累ヶ淵
累歳
“累進”のふりがなが多い著者
吉川英治
岡本かの子
岡本綺堂
坂口安吾