“累ヶ淵”の読み方と例文
読み方割合
かさねがふち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下谷池之端の吹貫亭の高座に「累ヶ淵かさねがふち」の宗悦そうえつ殺しを話し出している、端然とした圓朝の高座姿を、この頃点された大天井の花瓦斯ガスが青白く音立てて照らし出している。
円朝花火 (新字新仮名) / 正岡容(著)
例の「牡丹燈籠」や「累ヶ淵かさねがふち」や「塩原多助」も聴いている。
寄席と芝居と (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)