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累ヶ淵
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かさねがふち
ふりがな文庫
“
累ヶ淵
(
かさねがふち
)” の例文
下谷池之端の吹貫亭の高座に「
累ヶ淵
(
かさねがふち
)
」の
宗悦
(
そうえつ
)
殺しを話し出している、端然とした圓朝の高座姿を、この頃点された大天井の花
瓦斯
(
ガス
)
が青白く音立てて照らし出している。
円朝花火
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
例の「牡丹燈籠」や「
累ヶ淵
(
かさねがふち
)
」や「塩原多助」も聴いている。
寄席と芝居と
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“累ヶ淵”の解説
累ヶ淵(かさねがふち)は、茨城県常総市羽生町の法蔵寺裏手辺りの鬼怒川沿岸の地名。江戸時代、この地を舞台とした累(るい、かさね)という女性の怨霊とその除霊をめぐる物語は広く流布した。
この物語を題材にとり、四代目鶴屋南北作の『色彩間苅豆』(いろもようちょっとかりまめ)をはじめとした累物(かさねもの)と呼ばれる一群の歌舞伎作品がうまれたほか、三遊亭円朝は怪談噺『真景累ヶ淵』を作り上げた。
(出典:Wikipedia)
累
常用漢字
中学
部首:⽷
11画
淵
漢検準1級
部首:⽔
12画
“累”で始まる語句
累
累々
累代
累卵
累世
累進
累積
累年
累身
累難