居竦ゐすく)” の例文
お靜はもう一度同じ臺詞せりふを繰り返して、立ち去りもならず、そのまゝ居竦ゐすくむのです。
居竦ゐすくんだのは二人の若い男女、男の方は三十前後の町人風で、女の方は十八九の旅姿の娘、これは非凡の美しさですが、何處か怪我をした樣子で、身動きもならず崩折れてゐましたが
銭形平次捕物控:239 群盗 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)