震憟わなな)” の例文
さうしてまだ知らぬ人生の「秘密」を知らうとする幼年の本能は常に銀箔の光を放つ水面にかのついついと跳ねてゆく水すましの番ひにも震憟わなないたのである。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)