“震慄(わなな)” の例文
鏡に映つた兒どもの、面(つら)には凄いほど眞白(まつしろ)に白粉(おしろひ)を塗(ぬ)つてあつた、睫(まつげ)のみ黒くパツチリと開(ひら)いた兩(ふたつ)の眼の底から恐怖(おそれ)に竦(すく)んだ瞳が生眞面目(きまじめ)に震慄(わなな)いてゐた。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
うち向ふ暗き葉柳(はやなぎ)震慄(わなな)きつ、さは震慄(わなな)きつ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)