トップ
>
戦慄
>
おのの
ふりがな文庫
“
戦慄
(
おのの
)” の例文
旧字:
戰慄
そして一足でも歩もうとすればこれらの打壊された宝玉の破片は身も
戦慄
(
おのの
)
かるるばかり悲惨な
響
(
ひびき
)
を発し更に無数の破片となって飛散る。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ただ僧徒らに何らの抗意なく、いたずらに
戦慄
(
おのの
)
けるのみなると、さきには
陰地
(
かげじ
)
に立てりし妙念の、今ところを異にして月色の中に輝けると異る。
道成寺(一幕劇)
(新字新仮名)
/
郡虎彦
(著)
「はああそれでは浪士どもが、集会の用に立てようため、そんな気味の悪い噂を立て、人を付近に近寄せないのだな」こう考えて来ていよいよ義哉は身の危険に
戦慄
(
おのの
)
いた。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眼を
瞠
(
みは
)
ると、
白紫陽花
(
しろあじさい
)
の
戦慄
(
おのの
)
くような女の姿が、ちらと、そこの蔭に見えた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とどめた杖が震え、その杖によって支えられた足が
戦慄
(
おのの
)
いているらしい。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
彼のそそけた
鬢
(
びん
)
の毛は師走の寒い風にさびしく
戦慄
(
おのの
)
いていた。
半七捕物帳:02 石灯籠
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
われ
戦慄
(
おのの
)
きて薪を投ぐる響をきけば
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“戦慄”の意味
《名詞》
戦 慄(せんりつ)
恐ろしさのために震えること。わななくこと。
(出典:Wiktionary)
“戦慄”の解説
戦慄(せんりつ)は、2007年にエールから発売されたパチスロ(5号機)。保通協に登録された型式名は戦慄DD。
(出典:Wikipedia)
戦
常用漢字
小4
部首:⼽
13画
慄
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“戦慄”で始まる語句
戦慄的