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戰
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をのの
ふりがな文庫
“
戰
(
をのの
)” の例文
新字:
戦
が代數は、心配してゐた代數は、危惧に
戰
(
をのの
)
きながら問題を讀むと、さあ一つも知らない物許りのやうな氣がした。私は尠からず慌てた。
受験生の手記
(旧字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
唇の不隨意筋が自ら
戰
(
をのの
)
き出すやうな、眼の血管にかつと血が押し寄せてくるやうな、
鳩尾
(
みぞおち
)
が引き締められるやうな、さうした感情の興奮が私の全身に働いた。
猫又先生
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
避姙に至つては
己
(
おのれ
)
の島の絶滅を豫感して其の前に
戰
(
をのの
)
いてゐるものが、そんな事をする譯が無いのである。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
それは
年齡
(
とし
)
が
更
(
ふ
)
けてゆくといふ
戰
(
をのの
)
きばかりではありません。それらのことは面影に、鏡に見出すより早く氣づいて、却て驚いて鏡を見直すくらゐデリカなものです。
鏡二題
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
無力なる君主は、或は願後身世世、勿
三
復生
二
天王家
一
といひ(劉宋の順帝)、或は願自
レ
今以往、不
三
復生
二
帝王家
一
といひ(隋の恭帝)、極端なる恐迫觀念に
戰
(
をのの
)
きつつ、危惧憂鬱なる一生を送る。
支那人の妥協性と猜疑心
(旧字旧仮名)
/
桑原隲蔵
(著)
▼ もっと見る
朱
(
しゆ
)
に
染
(
そ
)
みて
骨々
(
こち/″\
)
しき猛獸の怒號、爭鬪に
戰
(
をのの
)
き
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
それ茲に
怯
(
おび
)
え
戰
(
をのの
)
くわが生氣、逐ひやらはれて
よそ人のあざむが如く
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
戰
(
をのの
)
ける
想
(
おもひ
)
の奧に「我」ありて伏して沈めば
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
次の朝、色を
作
(
な
)
した太子疾が白刃を提げた五人の壯士を從へて父の居間へ闖入する。太子の無禮を叱咤するどころではなく、莊公は唯色蒼ざめて
戰
(
をのの
)
くばかりである。
盈虚
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
何處
(
いづこ
)
より風は落つ、身も
戰
(
をのの
)
かれ
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
戰
(
をのの
)
ける身はかくて
信
(
しん
)
なき瞳
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
戰
部首:⼽
16画
“戰”を含む語句
戰慄
戰鬪
戰爭
戰々
戰場
日露戰爭
合戰
戰勝
日清戰爭
戰士
一戰
海底戰鬪艇
鬪戰
古戰場
挑戰
戰後
墺普戰爭
大戰鬪艦
夜戰
國際戰爭
...