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『よそ人のあざむが如く』
ふりがな文庫
『
よそ人のあざむが如く
(
よそひとのあざむがごとく
)
』
よそ人のあざむが如く、君も亦あざみ給ふか 我君よ、君はた知らじ、覺りえじ、世に不思議にも 俤のかくは移ろひ、變りたる深きいはれを、 そは君がたへなる色を仰ぎ見し惑ひ心地ぞ。 我心、君もし知らば、『憐愍』のいかで堪ふべき かうやうのつらき恥目 …
著者
アリギエリ・ダンテ
翻訳者
上田敏
ジャンル
文学 > イタリア文学 > 詩
初出
「芸苑 二ノ三」1907(明治40)年3月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
戰
(
をのの
)
憐愍
(
あはれみ
)
邊
(
あたり
)
默
(
もだ
)
俤
(
おもかげ
)
怯
(
おび
)
獨住
(
ひとりずみ
)