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真蒼
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まさお
ふりがな文庫
“
真蒼
(
まさお
)” の例文
旧字:
眞蒼
貴嬢は
微
(
かす
)
かにアと呼びたもうや
真蒼
(
まさお
)
になりたまいぬ、
弾力
(
ばね
)
強き心の二郎はずかずかと進みて貴嬢が正面の座に身を投げたれど
おとずれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
辿
(
たど
)
る姿は、松にかくれ、草にあらわれ、坂に
沈
(
しず
)
み、峰に浮んで、その峰つづきを
畝々
(
うねうね
)
と、漆のようなのと、
真蒼
(
まさお
)
なると、
赭
(
しゃ
)
のごときと、中にも雪を頂いた、雲いろいろの
遠山
(
とおやま
)
に添うて
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見渡せば、見まわせば、赤土の道幅せまく、うねりうねり
果
(
はて
)
しなきに、両側つづきの躑躅の花、遠き
方
(
かた
)
は前後を
塞
(
ふさ
)
ぎて、日かげあかく咲込めたる空のいろの
真蒼
(
まさお
)
き下に、
彳
(
たたず
)
むはわれのみなり。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見渡せば、見まはせば、赤土の道幅せまく、うねりうねり
果
(
はて
)
しなきに、両側つづきの
躑躅
(
つつじ
)
の花、遠き
方
(
かた
)
は前後を
塞
(
ふさ
)
ぎて、日かげあかく
咲込
(
さきこ
)
めたる空のいろの
真蒼
(
まさお
)
き下に、
彳
(
たたず
)
むはわれのみなり。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮