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御心
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おこゝろ
ふりがな文庫
“
御心
(
おこゝろ
)” の例文
赤心
(
まごゝろ
)
ばかりは
誰
(
た
)
れ
人
(
びと
)
にまれ
劣
(
おと
)
ることかは、
御心
(
おこゝろ
)
やすく
思召
(
おぼしめ
)
せよ
世
(
よ
)
にも
勝
(
すぐ
)
れし
聟君
(
むこぎみ
)
迎
(
むか
)
へ
參
(
まゐ
)
らせて
花々
(
はな/″\
)
しきおん
身
(
み
)
にも
今
(
いま
)
なり
給
(
たま
)
はん
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
別
(
べつ
)
に
煩雜
(
わづらは
)
しき
御用
(
ごよう
)
のあるにあらず、
食
(
しよく
)
は
御好次第
(
おこのみしだい
)
寢
(
ね
)
るも
起
(
おき
)
るも
御心
(
おこゝろ
)
まかせ、さりとは
羨
(
うらや
)
ましき
御境遇
(
ごきやうぐう
)
に
候
(
さふらふ
)
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
見て
苦々
(
にが/\
)
しく思ひ左樣に
御心
(
おこゝろ
)
弱
(
よわ
)
くては
叶
(
かな
)
ふまじ是れ迄の事共も
豫
(
かね
)
て其御覺悟なくしては成るまじくと存ぜしに只今の御樣子にては
聊
(
いさゝ
)
かも
其御覺悟
(
そのおかくご
)
なく
成
(
なさ
)
れし事と相見えたり
然
(
さり
)
ながら今更夫れを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
末
(
すゑ
)
のほど
覺束
(
おぼつか
)
なければと
言
(
い
)
ひかゝるを
打
(
うち
)
けして、そは
御懸念
(
ごけねん
)
が
深
(
ふか
)
すぎずや、
釣合
(
つりあ
)
ふとつり
合
(
あは
)
ぬは
御心
(
おこゝろ
)
の
上
(
うへ
)
のことなり、一
應
(
おう
)
いと
子
(
こ
)
さまの
御心中
(
ごしんちう
)
お
伺
(
うかゞ
)
ひ
下
(
くだ
)
されたし
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
遁
(
の
)
がれたしのと
突
(
つ
)
きつめた
御心
(
おこゝろ
)
に
必
(
かな
)
らずお
成
(
な
)
り
遊
(
あそ
)
ばすなと
宥
(
なだ
)
める
身
(
み
)
さへ
眼
(
め
)
はうるみぬ
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
思
(
おもひ
)
での
我
(
わ
)
れなるに
此身
(
このみ
)
ある
故
(
ゆゑ
)
に
孃
(
じよう
)
さまの
戀
(
こひ
)
叶
(
かな
)
はずとせば
何
(
なん
)
とせん
身
(
み
)
退
(
しり
)
ぞくは
知
(
し
)
らぬならねど
義理
(
ぎり
)
ゆゑ
斯
(
か
)
くと
御存
(
ごぞん
)
じにならば
御情
(
おなさけ
)
ぶかき
御心
(
おこゝろ
)
として
人
(
ひと
)
は
兎
(
と
)
もあれ
我
(
われ
)
よくばと
仰
(
おほ
)
せらるゝ
物
(
もの
)
でなし
左
(
さ
)
らでも
御弱
(
およわ
)
きお
生質
(
たち
)
なるに
如何
(
いかに
)
つきつめた
御覺悟
(
おかくご
)
を
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
寄
(
よ
)
せてお
前
(
まへ
)
さまは
何故
(
なぜ
)
そのやうに
御心
(
おこゝろ
)
よわい
事
(
こと
)
仰
(
おほ
)
せられるぞ
八重
(
やへ
)
は
元來
(
もとより
)
愚鈍
(
ぐどん
)
なり
相談
(
はな
)
してからが
甲斐
(
かひ
)
なしと
思
(
おぼ
)
しめしてか
馴
(
な
)
れぬ
御使
(
おつか
)
ひも一
心
(
しん
)
は一
心
(
しん
)
先方
(
かなた
)
さまどの
樣
(
やう
)
な
御情
(
おなさけ
)
しらずで
有
(
あ
)
らうとも
貫
(
つらぬ
)
かぬといふ
事
(
こと
)
ある
樣
(
やう
)
なし
何
(
なに
)
ともしてお
望
(
のぞ
)
み
屹度
(
きつと
)
叶
(
かな
)
へさせますものを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“御心”で始まる語句
御心配
御心算
御心中
御心遣
御心地
御心安
御心掟
御心付
御心労
御心哉