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不取敢
ふりがな文庫
“不取敢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とりあえず
60.0%
とりあへず
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりあえず
(逆引き)
甥のことを頼んで置いて、自分の家へ引返してから、三吉は
不取敢
(
とりあえず
)
正太へ
宛
(
あ
)
てて書いた。その時は姪のお延と二人ぎりであった。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
相手
(
あいて
)
なしに
妊娠
(
にんしん
)
しないことはよく
判
(
わか
)
って
居
(
お
)
りますので、
不取敢
(
とりあえず
)
私
(
わたくし
)
は
念力
(
ねんりき
)
をこめて、あの
若者
(
わかもの
)
を
三崎
(
みさき
)
の
方
(
ほう
)
へ
呼
(
よ
)
び
寄
(
よ
)
せることに
致
(
いた
)
しました……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
不取敢(とりあえず)の例文をもっと
(15作品)
見る
とりあへず
(逆引き)
不取敢
(
とりあへず
)
その惢を捻上げると、パッと
火光
(
あかり
)
が發して、暗に慣れた眼の眩しさ。天井の低い薄汚ない室の中の
亂雜
(
だらしなさ
)
が一時に目に見える。
病院の窓
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
不取敢
(
とりあへず
)
、東京に居る細君のところへ、と丑松は引受けて、電報を打つ為に郵便局の方へ出掛けることにした。夜は深かつた。往来を通る人の影も無かつた。是非打たう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
不取敢(とりあへず)の例文をもっと
(10作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
敢
常用漢字
中学
部首:⽁
12画
“不取敢”で始まる語句
不取敢得貴意度
検索の候補
不取敢得貴意度
取敢
不取締
摂取不捨
不敢
不取扱
不浄取
取不原
取不直
敢果取
“不取敢”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
勝海舟
島崎藤村
石川啄木
牧野富太郎
野呂栄太郎
大阪圭吉
高浜虚子
福沢諭吉
江戸川乱歩