“年配”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねんぱい72.2%
とし16.7%
としごろ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐに庫裏(くり)の玄関先(げんくわんさき)へ歩(あゆ)み寄(よ)ると、折(をり)よく住職(ぢゆうしよく)らしい年配(ねんぱい)の坊(ばう)さんが今(いま)がた配達(はいたつ)されたらしい郵便物(いうびんぶつ)を見(み)ながら立(た)つてゐたので
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風、永井壮吉(著)
入口から見透しの六疊ににじり入つて、愼(つゝ)ましく挨拶した紀久榮は、四十二、三といふ年配(とし)よりは、一世代も若く見える、非凡の女でした。
が、間(ま)もあらせず、今度は印半纏(しるしばんてん)を被(き)た若いものに船を操(と)らせて、亭主らしい年配(としごろ)な法体(ほったい)したのが漕(こ)ぎつけて、「これは/\太夫様(たゆうさま)。」亭主も逸時(いちはや)く其を知つて居て、恭(うやうや)しく挨拶(あいさつ)をした。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)