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年配
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とし
ふりがな文庫
“
年配
(
とし
)” の例文
入口から見透しの六疊ににじり入つて、
愼
(
つゝ
)
ましく挨拶した紀久榮は、四十二、三といふ
年配
(
とし
)
よりは、一世代も若く見える、非凡の女でした。
銭形平次捕物控:287 血塗られた祝言
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
蓋
(
けだ
)
し、この
年配
(
とし
)
ごろの
人数
(
ひとかず
)
には漏れない、
判官贔屓
(
ほうがんびいき
)
が、その古跡を、取散らすまい、犯すまいとしたのであった——
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
拙者生れてより、今この
年配
(
とし
)
で、人見知りはしないというのに、さらさら三方をカーテンで囲って
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“年配”の意味
《名詞》
年配(ねんぱい)
年頃。おおよその年齢
社会経験をそれなりに積んだ年の頃。中年以上の年齢。
としうえ。年長。
(出典:Wiktionary)
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
配
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“年”で始まる語句
年
年齢
年増
年紀
年老
年月
年寄
年嵩
年長
年暮