“舟大工”の読み方と例文
読み方割合
ふなだいく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣家は津田という小児科の医者、その隣りが舟大工ふなだいく、その隣りが空屋あきやであったが、近頃其所へ越して来た母娘おやこの人があった。
あにさん何してるのだと舟大工ふなだいくの子の声をそろによればその時の小生せうせいあにさんにそろ如斯かくのごときもの幾年いくねんきしともなく綾瀬あやせとほざかりそろのち浅草公園あさくさこうえん共同きようどう腰掛こしかけもたれての前を行交ゆきか男女なんによ年配ねんぱい
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
大根だいこ干すかや軒端のきば舟大工ふなだいく
自選 荷風百句 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)