“ふなだいく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
船大工50.0%
舟大工37.5%
舶大工12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安政三年相州三浦三崎そうしゅうみうらみさき船大工ふなだいく間宮平次まみやへいじがつくり、船奉行向井将監むかいしょうげん支配、御船手津田半左衛門預つだはんざえもんあずかりという焼判やきばんがおしてある。
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
あにさん何してるのだと舟大工ふなだいくの子の声をそろによればその時の小生せうせいあにさんにそろ如斯かくのごときもの幾年いくねんきしともなく綾瀬あやせとほざかりそろのち浅草公園あさくさこうえん共同きようどう腰掛こしかけもたれての前を行交ゆきか男女なんによ年配ねんぱい
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
俺の隣りのベッドに舶大工ふなだいくがいる、子供三人に女房にょうぼうを置いて来たと云って、一週間目に貰った壱円足らずの金を送ってやっていた。そんなものもあるのだ。
清貧の書 (新字新仮名) / 林芙美子(著)