“かくのごとくに”の漢字の書き方と例文
語句割合
如此100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日は又、創作、『ほっとした話』一篇、御恵送被下くだされ厚く御礼申上候。来月号を飾らせていただきたく、お礼如此かくのごとくに御座候。諷刺文芸編輯部、五郎、合掌。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
くだもの、菓子、茶など不消化にてもうまく候。朝飯は喰はず昼飯はうまく候。夕飯は熱が低ければうまく、熱が高くても大概たいがい喰ひ申候。容態荒増あらまし如此かくのごとくに候。(四月二十日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)