“珠数玉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅずだま50.0%
じゆずだま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水ぎわではかじかが二三びきかたいまるい木の珠数玉じゅずだまをかちあわせるようななごやかなよい声でけろけろとないていた。若者はあたりをみまわしたがまだ老人の姿すがたはみえなかった。
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)
梛子やしを松と見ればたゞ大磯あたりの心地する海岸のホテルども、夜はがくれのの美しく見え申しさふらふ。赤塚氏は父君ちちぎみへの御土産おんつとに菩提樹の実の珠数玉じゆずだまを買はんと再び船を雇ひてかれさふらふ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)