珠数玉じゅずだま)” の例文
水ぎわではかじかが二三びきかたいまるい木の珠数玉じゅずだまをかちあわせるようななごやかなよい声でけろけろとないていた。若者はあたりをみまわしたがまだ老人の姿すがたはみえなかった。
おしどり (新字新仮名) / 新美南吉(著)