“じゅずだま”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
数珠玉	83.3%
珠数玉	16.7%

数珠玉

氷が新しいならば、こかい球形の泡が数珠玉（じゅずだま）のように上下に積みかさなっている場合の方が多い。

森の生活――ウォールデン――：02 森の生活――ウォールデン―― (新字新仮名) ／ ヘンリー・デイビッド・ソロー(著)

「だいたい幼年期からの傴僂には、上部の肋骨が凸凹になっていて数珠玉（じゅずだま）の形をしているものだが、それがこの像のどこに見られるだろう。だが、試しに、この厚い埃を払って見給え」

黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)

珠数玉

水ぎわではかじかが二三びきかたいまるい木の珠数玉（じゅずだま）をかちあわせるようななごやかなよい声でけろけろとないていた。若者はあたりをみまわしたがまだ老人の姿（すがた）はみえなかった。

おしどり (新字新仮名) ／ 新美南吉(著)