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匹婦
ふりがな文庫
“匹婦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひっぷ
75.0%
ひつぷ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひっぷ
(逆引き)
孔明
(
こうめい
)
兵を
祁山
(
きざん
)
に
出
(
いだ
)
す事
七度
(
ななたび
)
なり。
匹婦
(
ひっぷ
)
の
七現七退
(
しちげんしちたい
)
何ぞ改めて怪しむに及ばんや。唯その身の事よりして人に
累
(
るい
)
を
及
(
およぼ
)
しために
後生
(
ごしょう
)
の
障
(
さわり
)
となる事なくんばよし。皆時の運なり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
こういう
大大名
(
おおだいみょう
)
のうしろ
楯
(
だて
)
を持っている彼らのかたき討よりも、無名の
匹夫
(
ひっぷ
)
匹婦
(
ひっぷ
)
のかたき討には
幾層倍
(
いくそうばい
)
の
艱難辛苦
(
かんなんしんく
)
が伴っていることと察しられるが、舞台の小さいものは伝わらない。
かたき討雑感
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
匹婦(ひっぷ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひつぷ
(逆引き)
おのれ、利を見て愛無かりし
匹婦
(
ひつぷ
)
、憎しとも憎しと思はざるにあらぬ荒尾も、当面に彼の悔悟の切なるを見ては、さすがに
情
(
じよう
)
は動くなりき。宮は
際無
(
はてしな
)
く顔を
得挙
(
えあ
)
げずゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
匹婦(ひつぷ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“匹婦”の意味
《名詞》
身分の低い女性。
道理の分からない女性。
(出典:Wiktionary)
匹
常用漢字
中学
部首:⼖
4画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“匹”で始まる語句
匹
匹夫
匹敵
匹儔
匹田
匹偶
匹夫下郎
匹夫匹婦
匹疇
匹如
検索の候補
匹夫匹婦
一匹婦
“匹婦”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
岡本綺堂
永井荷風