“御家流”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おいえりゅう60.0%
おいへりう20.0%
おいへりゆう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし私の手蹟じゃ不味まずいから長州の松岡勇記まつおかゆうきと云う男が御家流おいえりゅうで女の手にまぎらわしく書いて、ソレカラ玄関の取次とりつぎをする書生に云含いいふくめて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
殊に学問——とふ程でも無いが、御家流おいへりうの字が村にも匹敵ひつてきするものが無い程上手で、他村への交渉
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
六朝の文字があんなだつたかうかは知らないが、もしかそれが御家流おいへりゆうのやうな字だつたにしても、不折氏は矢張り今と同じやうにそれを真似て「六朝だ、六朝だ」とい気になつてゐるに相違ない。