“馬匹”の読み方と例文
読み方割合
ばひつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬匹ばひつ徴発ちょうはつが行われた。具足師へ修理に出してあるよろいや物の具を家中の侍はみな催促に争っている。等、等、等、相次ぐ情報なのである。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三十六年には主務なる又一またいちは一年志願兵となり、其不在中大雪に馬匹ばひつの半数をたおしたり。三十七年には相与あいともに困苦に当るの老妻は死去せり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
娯楽用馬匹ばひつまたは馬車に対する租税は、かかる享楽物を備えている者により、かつ彼らがそれらを備えている程度に正確に比例して、支払われる。