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逆旅
ふりがな文庫
“逆旅”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げきりょ
77.8%
げきりよ
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げきりょ
(逆引き)
彼
(
か
)
の『奥の細道』の冒頭に「人生は
逆旅
(
げきりょ
)
」と言っておるが、そういう見地からいえば、いずれの人生か旅中ならざるであるが
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
コノ夜
逆旅
(
げきりょ
)
ニ来ツテ寝ス。余コレニイツテ曰ク二親
在
(
おわ
)
ス。汝ノ来ルハ何ゾヤ。曰ク僕
大夫
(
たいふ
)
ヲ送ツテ至ル。今二親ニ
見
(
まみ
)
ユ。実ニ望外ノ幸ナリ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
逆旅(げきりょ)の例文をもっと
(7作品)
見る
げきりよ
(逆引き)
現に伊沢氏の子孫も
毎
(
つね
)
に
曾
(
かつ
)
て山陽を
舎
(
やど
)
したことを語り出でて、古い記念を喚び覚してゐる。譬へば
逆旅
(
げきりよ
)
の主人が過客中の貴人を数ふるが如くである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
乃
(
すなは
)
ち人をして才人巨源を
何処
(
いづこ
)
かの
逆旅
(
げきりよ
)
に刺殺せしめたりと言ふ。
按
(
あん
)
ずるに自殺に
怯
(
けふ
)
なるものは、他殺にも怯なりと言ふべからず。巨源のこの理を
辨
(
わきま
)
へず、
妄
(
みだ
)
りに今人を罵つて
畢
(
つひ
)
に刀下の
怨鬼
(
えんき
)
となる。
八宝飯
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
逆旅(げきりよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“逆旅”の意味
《名詞》
逆旅(げきりょ)
宿屋。
(出典:Wiktionary)
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
“逆”で始まる語句
逆
逆上
逆立
逆手
逆鱗
逆様
逆落
逆茂木
逆捻
逆襲
“逆旅”のふりがなが多い著者
宮崎湖処子
徳富蘇峰
内田魯庵
高浜虚子
福沢諭吉
菊池寛
森鴎外
永井荷風
芥川竜之介