“彼方向”の読み方と例文
読み方割合
あちらむき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薄暗い取散らかした室の隅に、臥床ふしどが設けてあつて、汚れた布団の襟から、彼方向あちらむきの小い白髪頭が見えてゐる。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)